環境への適合

2003-06-19 竹森 まりえ

現在、北海道旭川市内の農家に滞在中です。梅雨どきの四国から、梅雨も台風もない北海道へ(あ、台風は時々来るとおっしゃってましたが、それほど大きな被害はないとのこと)。旭川市は、意外に日中気温が上がります。「5月でも30度になった日があった」と農場の方。冬場はマイナス30度、年間気温差が60度くらいあるような環境でこのあたりの方は暮らしていらっしゃいます。

到着した後、数日間、日中も涼しい風がカラリと吹き抜けて本当に心地よい気温だ〜と思っていたら・・・。「ムシムシして息苦しいね〜」と農場の方。え? これで蒸し暑いのですか?・・・愛媛から来た私には最高の環境なんですけど。

ところが、3日も過ごすと・・・蒸し暑くなってきたんです。いや、「感じてきたんです」と言うべきか。実際の気温は3日前とあまり変わっていないと思うのですが、私の身体が慣れて来たんでしょうかね。北海道の大型農場には、全国各地から農業を志す若者が集まってきます。みなさん、最初は北海道の冬の雪や寒さ、つまり「シバレる」・・・に大変な思いをされるようですが、「すぐ慣れた」とおっしゃった方も。毎年雪が降り始める前は本当に寒いんですが、降ってしまえば毎日真っ白な世界に身体も心も慣れてくるので、それほど寒いと感じないとか。「家の中が暖かいからね」、それも納得。家の中では半袖Tシャツでも大丈夫です。

人間というのは、新しい環境に知らず知らずのうちに慣れてくるもんなんですね。そして、その新しい環境の中で「新しい発見」をたくさん作り出していっているような気がします。大きな農耕車に上って、そこから雪の上にダイブ!・・・なんてことも小さな遊びのひとつ。へー、そんなことができるんだ・・・と発見のひとつ。いろんな環境の中に遊びがあるものです。

 
Copyright(C) 1998-2011 SOHO'S REPORT All rights reserved.