地方で起業その30「一人起業」

2009-11-05 尾形 恵子

このところ地方のIT系の事業者の方何名かにお話を伺う機会がありました。 いずれも個人事業で開業して数年という方々ですが、いずれも仕事が忙し くなっていると言います。

話を伺っていくと固定費が小さいため価格競争力があるというケースで、 地域の中堅企業がコスト削減のため低価格でこれまでと同程度以上の業務 ができる方に法人、個人問わず仕事を依頼するケースが増えているような 印象でした。景気低迷の影響で仕事を受注する機会が増えたケースです。 縮む需要がある中で必ず伸びる需要もあるものですね。この流れはちょっ と興味深いと感じているところです。

先日、大学で起業についての講義を行うために起業の実態調査についての 各調査機関の資料を読んでいました。近年、新規に創業するに多い傾向の 一つが小資本による起業です。一人起業で自宅スペースを使って、エステ やマッサージ、整体を行うようなものやIT関連等が目につきます。SOHOと いう言葉自体は一頃のブームが去って使われることも少なくなりましたが 働き方や就業環境としてはかなり定着しているのではないかと思います。

地方では雇用が悪化していて就職先を探している方が新卒、中途問わず かなり増えているようですが、自分自身の仕事を自分で創るという仕事の スタイルは、これからもいろいろな目的、カタチ、事情によって地方では 根付いていくのではないかと思います。

さて、11/1にこちら山形県では初雪が降りました。例年よりかなり早い雪 です。前日に移動しながら紅葉を眺めたので晩秋から冬への変わり目がく っきとした感じがしました。もう子供のころ以来ですがめずらしく紅葉し た葉っぱを拾って押し葉にしました。海や月を眺めたり季節の変化を楽し んだり、そんな風に今の変化も考えられるようだと良いのかもしれないと ふとそんな事を考えているところです。

 
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