地方で起業その29「今ほんとうに必要なもの」

2009-09-10 尾形 恵子

起業して怒涛の立ち上げ時期が過ぎ、仕事が少しづつ安定し仕事で欲しい ものに投資できるようになると当初手に入れられなかった設備や機材が買 えるようになります。最も注意しなければならないのはそんな時期なんだと この頃企業訪問しながら考えています。

良い時に計画を立て投資をする、景気が悪くなると計画が狂うんですね。 怖いと思うのはそれだけではありません。揃えたいけれど資金が足りない ので揃える事ができない…そういう時に中古の機材を調達して工夫したり フリーソフトを組み合わせたり。そんな頃はひとつひとつの仕事が大切で 面白かったと思う方がこの読者の中にもたくさんいらっしゃるのではない でしょうか?その事を忘れてしまい狂った計画を生めるための売上だけを 追いかける、これは悪循環。

小さな仕事や日々の小さな出来事に喜んだり汗をかいたり、小さな経済活 動の中にあるヒントや楽しみを忘れないようにしたいと思うんですね。今 は経済が右肩下がり、起業した頃の事を思い出して原点に返ってみるのも いいかもしれません。

先週、都内に出張した際に以前暮らしていたところを見てきました。変ら ずに残っているものが少し、あとは殆ど変っていました。15-20年経ってい ますからね。でも、当時から変らずに残っているお店は自分の立ち位置を 決めていて、提供するものを求めるお客様が長い間ついているようでした。 環境が変る中で変えていかなければならないもの、変ってはいけないもの がありそうです。そんな事を考えながら原点ってなんだろうかと改めて整 理しているところです。

 
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