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地方で起業その28「SOHOワーカーの現在」2009-05-14 尾形 恵子
先日、創業当時に知り合った起業家のH氏が私の事務所を訪ねてきてくれ ました。新規創業した事業所で10年後に残る数というのは非常に少なく、 統計を見ると7%程度です。このことを起業したばかりの方々に話すと驚く 方が多いのですが私が創業当初お仲間になった方で現在も事業を続けてい るのは本当に数少なくなり、地元では彼ぐらいではないかと思います。 廃業した方の失敗パターンで多いのはスタートアップの時期に仕事が確保 出来ないいわゆる立ち上げに失敗するパターンが比較的多く、順調に推移 した後に投資をして拡大するタイミングで谷越えに苦戦するケースという のもあります。 市場の大きくない地方の場合は生業タイプの起業が多いことや地縁血縁の 濃い人的ネットワークで仕事を確保し一人起業しているケースが多い事か ら外部からの借入がゼロか少ないパターンが多く景気動向に大きく左右さ れない職人系ワーカーが多いので、景気低迷の時代には結構強いように思 います。個人的にはこの人達の中から今後少しづつ規模を拡大する人達が 出るのではないかと思っています。 例えば観光地の旅館業も似たような感じで、バブルの頃に投資を行って規模 を拡大したところが苦戦している中、当時投資をしなかった小型旅館が近年 付加価値型の高級路線にリニューアルし元気です。いずれが良いとか悪いと かではなく時代の流れ、変化とはそういうものなのでしょうね。 ブームもあったとはいえ、チャレンジする若い起業家の多かった当時は本 当に面白かったですね。可能性に賭ける人達が多く異業種交流や起業家交流 会が花盛りでした。今、自分のいる庄内地方で小さく地元起業家の交流会や 勉強会をはじめています。元気なのはやはり30代の若手が多いのですが面白 いです。今はマイクロビジネスですがこの中から変化する人達が出てきたり 変化しなくともいい仕事をする方が増えたりしそうです。個人的に起業支援 やSOHO支援はブームに関わらずライフワークとしてまだまだ続けていこうと 考えています。起業家や支援業の先輩方、こちらにも是非遊びにお越し下さ い(笑) |
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