地方で起業その21「起業の時」

2008-05-09 尾形 恵子

例年、地方で創業の研修を担当しているのですが、地元山形県の庄内地方 で何年かこうした研修を担当しているうちに起業家のネットワークがいく つか自然発生したような感じになっていました。昨年ごろから交流を持て るように組織化しようと言う声が受講者OBから結構出ていて、この4月に OBの若手中心に幹事役になり手弁当でその設立総会が開かれました。よく ここでこんなに起業家が集まったなと驚く人も多かったのですが会場は熱 気が溢れんばかりで久々に面白い一夜となりました。

今朝、そのメンバーで昨日開業した方のところに寄ってきました。研修の 時も一生懸命でしたが、念願の店舗のオープンでいきいきと仕事をしてい る様子でした。オープン日に、OB会のメンバーが早速お祝いにかけつけた とか。あたたかいネットワークが広がっていくといいです。

まだ若い女性経営者の誕生です。FCに加盟しマッサージ店を開業、FCは 本部がしっかりしているところとそうでないところで大きく差が出てし まうのですが、彼女が加盟したところは営業システムや販促物、開店時の 支援体制を拝見すると非常に良さそうなところでした。開店当日に40数名 の応援部隊を送り込んでくれている事、本部の社長自ら山形県まで足を 運んでいる事、しばらくの間優良店から指導に人を派遣してくれる事も あり、順調なスタートを切ったのかなと。

地方の景況は良いとはいえない状況ですが、次世代の人達が次々に芽を 出すのを拝見しているとなんとも力強い感じがします。起業家と多く接 していて良い事がいくつかあるのですが、特に一番良いと思うのは、創 業当初の自分の事を思い出して初心に帰れるというところでしょうか。

新規創業する時のあの独特のエネルギーとか情熱のようなものをたまに 思い出せるというのはいいものです。なにかはじめよう、見直そうとい うキモチになるから不思議なものです。

 
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