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地方で起業その20「仕事を通して」2008-04-04 尾形 恵子
4月に入り、私の住んでいる山形県もようやく春らしくなり、もう少しす ると桜の季節を迎えます。車で移動しながら見慣れてしまった荒れた日本 海もこの時期は穏やかでただただ美しくて仕事とはいえ海沿いを車で移動 しながら海を眺める機会に恵まれるというのは運がいいかもしれないと、 Uターン組の小さな楽しみを満喫する日々です。 近年、SOHO支援にはじまった起業支援やベンチャー支援に加え、かなり厳 しい状況にある企業さんの支援業務を担当する事が多くなった事もあり、 「経営者」という人について考えさせられる事が随分多かったように思い ます。営利活動を行うしくみ(組織)が構築されている大企業と異なり、 中小企業は経営者の人となりに大きく影響を受けるという事、人を動かす 事の難しさについて身にしみて経験する事が多かったのです。 創業した10年と少し前、私が経営の勉強をする上で興味を持ったのは、欧 米の先端の経営理論や技術で、精神論を中心に書かれている書物は説教じ みているような気がして読む気があまりしませんでした。この頃になって そういう書物が多いこと(つまり読者が多いという事ですよね)がなぜか わかったような気がします。 創業して長く事業活動を継続していく中では、山あり谷あり。結局のとこ ろそれに振り回されずに仕事を続けるのには仕事を通して何をどうしたい のかという理念のようなものがないと当事者自体が続かなくなるという事 を現場の仕事を通して実感するんですね。 ふと、このSOHO'S REPORTというメルマガがなぜこんなにも続いてきたのか という事を考えました。おそらく発行から10年ぐらいになりますよね。 このメルマガの配信を始めた当初はSOHOという働き方が根付けば例えばベ ンチャーや起業家のスタートアップのひとつのスタイルとして、又は主婦 が自宅で生きがいを持ってプロフェッショナルな仕事が出来るようになる 働き方のひとつとして、情報共有しながら働ける地方滞在型のブランチ的 環境として…といろいろな人のための希望に満ちた方法として根付かせよ う、自分たちもそういう働き方をしながら…と思っている(いた)からか なと。ブームは随分前に終わりましたが、メルマガ配信をやめようという 話が編集部から出た事がないというところが実は結構気に入っています。 どこまで続きますか、新年度も宜しくお願いします(笑) |
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