地方で起業その18「地方起業のコツ

2007-12-06 尾形 恵子

この頃、研修のたびに力を入れて話しているのが、なるべくなら縮小市場ではなく成長市場を向いてビジネスプランを見直す、という事です。地方の小さな町にいると、この頃は縮小市場しかないような気になると言う方もいるようですが、細かく見ていくとどこかしら伸びている「部分」をみつけられる事もあると思います。

市場の小さな地方を対象商圏にして仕事をする場合、何でも屋になってしまいがちでもありますが、ただただいろいろやるのと、これとこれ、という具合に絞り込む場合ではその後の展開の仕方が全く異なります。一見、いろいろやっているように見えても両者の違いは明らかです。

既存のサービスや商品も、市場に合わせてマイナーチェンジしただけで、集客数や販売数が増えたり減ったりするケースが多いです。微妙な違いでも市場を捉えられるか、捉えられないかその結果が変わってしまう事があるんですね。成長市場、ある一定以上の市場サイズのあるところで仕事をする方が明るいのですが、地方で起業したい、地方で起業しなければならない、そんな事情のある人もまた多いんですね。

自分のすみたい場所に住んで仕事をする、それも自分の思い描いている仕事を業とする、というのが地方起業家の希望なのではないかと思います。地方で起業すると地方にいるが故の悩みも尽きず、これは実感でもあるのですが、人が減り、高齢化するような地域でも成長軌道にある起業家と出会う事もまた多いです。

Uターンして11年、正直なところ場所を変えようかと思ったことは数知れずですが、外に出続ける事、地域外の人と繋がる事がポイントかもしれないとこれもこの頃になってようやくわかってきた事でもあります。

 
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