地方で起業その15「失敗しても成功しても」

2007-09-07 尾形 恵子

破竹の勢いで事業を拡大して成功を収めている人がいて、一方で、思うようにならずに苦戦している人がいたり、小さくコツコツを長く続けている人がいて…といろいろです。失敗はわかりやすいのですが、成功は人が思う成功と形と自分が思うところでは全く異なる事もあったりして、成功も失敗もいずれ結果論なんだと考えるこの頃です。

日々、いろいろな方にお会いしているうちに、自分の意志でリスクを取り、業をおこすという事の重さを改めて実感する事が増えました。成功者は尊敬され、失敗すると大変です。仕方のない事ではあるのですが、ある一定期間でも、リスクを取ってそれを続けてきた取り組みについては今も変わらずすばらしい事だと思っています。

この10-11年ぐらいの間には、一度失敗して再起している人達もいるのですが、終わり方が問題です。再起できる余地を残すために信頼を壊してはいけないんですね。この頃、事業継続を断念した2つのケースに遭遇しました。その最後はとても対照的で、考えさせられるものがありました。

またこの秋も地元の創業研修がはじまりました。事業を始めることで精一杯で、いずれ迎えるかもしれない最後の事を考える人達はほとんどいません。どれだけのリスクを取らなければならないのか、についてもしっかりと理解した上でなるべく多くの起業家が生まれる事を期待して。それから少し自分も初心に帰って考え直してみようかと、秋の研修シーズンになると毎年考える次第です。

 
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