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地方で起業その9「これから地方にいてどうするか?」2007-03-02 尾形 恵子
店頭公開を目指す企業さんは地方にも多いです。IT関連に関しては少し減っている印象を持っているのですが、それでもがんばっている企業さんはまだまだあります。とはいえ、先日も元大手電機メーカーの役員だった方と会食をしながら、地方のITベンチャーがどうするのがいいのかというような話題になりました。彼の場合は国内なら市場は東京と割り切っていました。企業を退職後、自らIT関連企業を立ち上げいろいろと取り組んでみた結論としてそういう転換をしたのだそうです。 国内市場で言えば明らかにマーケットサイズの大きい地域である東京を中心とした関東圏が中心で、そこに如何にアクセスするかになるのですが、地方からと考える企業(ベンチャー指向のところ)というのは本社機能を移転せずとも、ブランチを東京に置いていたりします。ドライに見てしまえば、本社は都内の方が有利だと思いますし、地方の場合は例えば開発は人材がいて人件費の安い地方で、対象市場はマーケットサイズの大きなエリアを選択するというスタイルになると思います。メリットは技術者の調達という点のみになってしまうのですね。しかし、これは極端になると、技術者や技術の調達は海外へ、と変化していくんですね。 地方で起業する「事情」は明確に説明できる人が多い一方で、そのメリットについて明確にしにくいのだとしたら地方起業は地産地消型の生業スタイルしか成り立たないと言う事になってしまいます。地方で起業し長くこの業界で仕事をしようと思ったとき何をすれば良いのか考えなければならなさそうです。「知」をカタチにする方法を考えなければならないかもしれません。誰でもできる仕事はいずれ価格競争に巻き込まれる…。SOHOブームの後に現場から学ぶ事は多かったように思います。 地方にいるからこそ考えつくモデル、マーケットの近くにいないと成り立たない分野、或いは、組み合わせる先の分野がものすごく専門性を持たないと入っていけないというようなところで勝負する人が出てきたりすると地方でも成長型のITベンチャーがまだまだ出てくる可能性はあると思うんですけれど、皆さんはどのようにお考えになるでしょうか。 |
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