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地方で起業その3「急増したSOHO」2006-08-04 尾形 恵子
やがて、SOHO支援活動は全国的な「ブーム」になり、地方にもSOHOワーカーが増えました。コンピューターを駆使し、小資本で起業できるのは魅力だったと思います。WEB制作、ソフトウエア開発、その他いろいろなサービスが増えましたが、WEBは印刷会社の参入後一気に地方では受注単価が下落した他、業者が増えるにしたがって玉石混合という感が否めず、でした。 実は印刷業界の参入により受注単価が下落する事は当時予測されていた事で、淘汰が始まる前に方向転換や戦略転換を図る事業者も多かったのです。初心者向けのパソコン教室にホンの少し通い、気軽に起業した人達はほとんど消えていきました。IT業界で起業する人が増え始めた95年前後に創業した企業の多くはあれから10年後もう残っているところは少ないのです。 新市場が生まれ拡大する中では仕事を確保する事は比較的容易だったと思いますが現在、地方の市場は地域によって景気回復に格差が大きく市場がプアな地域での起業には商圏拡大が課題になるのではないかと思います。 ブームが過ぎて何年か経ち、SOHOという就業環境で仕事をする人は普通に増えましたし、世代交代が進んだな〜と思うことも多いです。多産多死、新陳代謝しながら新しいSOHOワーカーが新しいサービスをつくっていくのだろうと思います。約10年に渡り、一つの市場を観察して感じた事は、市場の変化を読み、自社も(自分も)変わっていかなければならないという事でしょうか。長く事業を続けるためには必要な事がいろいろあるんですね。 この頃、創業当時に仕事その他でご一緒していたクリエイターやプログラマーの方々から久しぶりに近況を送って頂いたりしたのですが、生き残り組は次世代の人を育てる側にまわっている事が多いようです。10年はあっという間のようでもあり、長い時間のようでもあり、です。 |
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