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地方で起業その1「起業までの道のり」2006-04-06 尾形 恵子
もう10年ぐらい前になってしまいますが、SOHO起業した頃の事をシリーズで書いていこうと思います。今日はその第一回目。起業までの経緯です。 自分が起業しようと思ったのはバブル期の学生時代のことでした。当時学生ベンチャーブームで、SPや出版、広告関係の事業を始める人が結構周囲にいました。漠然と起業を考え始めたのですが具体的にしたい事業があるわけではなく、悶々としながら製薬会社に就職しました。そんな状態ですから、何かいい事業がないかいつも考えていて自分の知らない業界の人に異常な興味を持ったりして。パソコンは学生時代に研究室で使っていましたが、本格的にというか自分でマシンを買って独学し始めたのもその頃です。 その後転職した先はシンクタンク。大きくない会社でしたがクライアントは大企業が中心のどちらかと言うと情報系、マーケティング系が得意な当時日本の企業ではまだ少ない戦略系、独立系の会社でした。ECの実証実験が始まる直前の頃の事で、大型汎用機の時代からネットワークコンピューティングの時代にかわりゆくそんな時代の事でした。 やがてとうとう具体的に企業の準備に取り掛かったのが11-12年前で、きっかけはYAHOOを見た時の感動です。当時はそんな人が周囲にいっぱいいました。検索エンジンを使ったマーケティングサービスと広告をやりたくて大学の先生やソフトと開発会社社長等と事業立ち上げのために検討を重ね、資金調達にトライ。調達しようとしていた金額がかなり大きかったのですが市場は未成熟という事や、R&D型なので研究開発期間に収益モデルを考えていなかった事もあって金融機関、企画会社、商社とプレゼンしまくり撃沈。最後に1社残ったのが某海外の国営銀行でしたが融資ではなく投資話でその条件というのがいろいろあり国際弁護士の先生に相談したりとてんやわんやしているうちにオケラに。詳細ははしょりますがそしてあえなく一旦Uターン。田舎で頭を冷やして地道に資金を作って東京に戻るつもりだったので引越しの荷物もほとんど開けないまま、資金を作るためにガリガリサイトをつくりまくり&都内に3ヶ月の出稼ぎとかしながら翌年法人をつくりましたが、その間に身内が入院…。SOHO'S WORLDを立ち上げたのはそんなさなかの事でした。 時間がどんどん経過して行く中、首都圏と地方のギャップは大きく、このままではマズイ、急いで資金を作って戻らなくちゃ…正直そんな焦りと不安でいっぱいでした。(次号につづく) |
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