学生ベンチャーの奮闘記

2003-10-02 尾形 恵子

自社開発のソフトウエアを売れる形に持っていくのは結構骨である。年間、かなりの数のソフトウエア開発案件を目にし、その行く末を拝見するとやはり売れる形にするにはいくつかのポイントがある。

・プライベートよりはビジネスユースのシステムの方が売りやすい。理由)利用者に購入の動機付けが楽である。

・利用者の利用用途は、「管理」より、「集客」の方が売りやすい。理由)特に中小企業がターゲットとなる場合お金を生むほうに投資したがる傾向が強い。

・特定のユーザー向けに開発したものの方が売りやすい。理由)万人がなんとなく便利というのはイコールみんなが少しづつ不満を持つ傾向がある。

・機能はシンプルな方がいい。理由)顧客は長々と説明を聞いているうちに消費マインドがさめる。わかりやすい商品の方が買いやすい。代理店も売りやすい。等々・・・。

彼のシステムもマーケティングの結果をすべて取り込んで機能満載になっていた頃は売りにくいシステムだった感がある。利用者とその利用者の用途を絞り込むと帰ってその周辺の顧客も取り込みやすくなる。

顧客ニーズを取り込む方が良いという事はだれもが理解しているが、どこまでを取り込むかについては案外難しいようだ。顧客の利用シーンをイメージできるぐらいまで絞り込むと、この辺の割りきりがしやすい。ご参考までに・・・。

 
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