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学生ベンチャーの奮闘記2003-09-04 尾形 恵子
久々にこのシリーズの続きを書こうと思う。起業した大学生は、自分の意思で大学を辞め、仕事に専念している。自社開発のシステムは、改良を続け、少し前から販売のための営業活動を続けている。 起業して一年半、昨日会った時に、実際に起業して今どんな風に思うかと質問してみた。すると、「当初考えていたよりも自分で仕事をしてお客様にお金を頂くと言う事は思ったよりも難しく、思った以上に面白い」と言う。彼は起業して良かったのだろうと思う。 実際、このコーナーに書き切れないほど(書けないような?)いろいろな問題にぶつかり、その都度私も本気になって怒る事もあったしかなりキツイ事を言ってきたが、一緒になって怒ったり喜んだりしていた事もあってようやく良い信頼関係が出来てきたかなと実感できるようになった。 社会経験のない若い人は、予想しないところでつまずく事があって、このコーナーは永遠に休眠か!?と思うこともあったが、(いや、ホント)どうやらようやく大きな山をひとつ越えたと言う感じだ。 現在、彼は大きな商談をまとめている途中でかなり忙しくしているが、運転資金を得るための仕事についても考えなければならずそれだけに集中できるわけではない。昨年あたりはすぐに自分のキャパが一杯なって煮詰まっていたようだが、ずいぶん慣れたのか今は淡々と仕事を進めている。彼の会社は新しい期が始まったばかりだが今期は初の黒字になりそうな気配だ。 私が起業したての頃、元起業家というエンジェルの方が言っていたけれど、直接的なリターンを求めると言うよりは支援する行為自体が自分自身の刺激になるのだそうだ。自分はここに行き着くまでに何度かへこむ事もあって、「こんな刺激いらん!」ってな感じだったんだけれど、ホント自分にとっても良い勉強になった。(やっとそう思えるようになった。正直なところ。) SOHO事業者も悲喜こもごも、明暗が大きく分かれている様子だけれど、根気良くがんばりましょう。 |
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