新たな挑戦

2002-12-12 飯盛 洋子

どうやら今回が、今年最後の記事になりそうだ。皆さんにとって今年はどういう一年だったのだろうか? 私にとっては葛藤の一年だった。シンガポールに来て2年目。生活に慣れてはきたが、嫌な部分ばかりが見え何度も日本へ帰りたいと思った。しかし、このまま日本へ帰っては後悔するのでは・・・と思い踏み止まるがやっとだった。

しかし、不思議なことにこれを乗り越えると、一気にいろんなことが動き出した。ビジネス登録も済ませオフィス兼店舗も借りる目途が立ち、それまで困難だと思えていたことも、協力者や助けてくれる人が現れた。話がどんどん進んでいき、こういうのを「実行の機が熟す」というのだと思った。

ということで、12月16日よりオフィス兼店舗をもつことになった。ここでは、ビジネス・サービスと伴に、九州のよいものを世界に向けて発信したいと考えている。というのも、こちらで日本といえば、東京(ディズニーランド)や大阪のことで、九州となるとほとんど知られていない。しかし、九州には世界に誇れる(と私は思っている)文化や伝統が残っている。これらを、シンガポールに住む人々や世界中から集まる観光客にも知ってもらいたいと願っている。

店舗では、まずは有田焼と久留米絣を取り扱うことにした。最初から売るためのものではなく、伝統文化の歴史や背景を理解してもらうことが一番優先だと考えている。まずは人が集まるアンテナショップを目指し、そこで様々なリサーチを行い、メーカーや職人達にその結果をフィードバックしていきたいと思う。大袈裟かもしれないが、経済の地盤沈下が進む九州の何らかの手助けになれたらと思う。既に、ジェトロにオフィスをもつある部署から「うちの商品も置いてください」と連絡を頂いている。九州のよいものが一同に揃う店になればと思う。

年末年始にシンガポールにこられる方、是非オフィスへお立ち寄り下さい。まだ、準備も終わらず殺風景な店内だと思うが、お茶くらいはお出しできると思う。(正式にオープンできるのは2月を目途に考えている。)また、今後ホームページでも店舗の様子もアップする予定だ。その時は、改めてご案内したいと思う。

では、皆様この一年もご愛読いただき、ありがとうございました。よいお年をお迎え下さい。そして、来年もどうぞよろしくお願い致します。

 
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