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シンガポールでSOHO (13) 〜スローライフ宣言〜2004-06-28 飯盛 敦博
Wellness Life Project ( Thailand ) Co.,Ltd. タイ タイ在住の谷田貝良成氏「シニア、並びに障害をお持ちの方を対象にした、タイ国における長期滞在プロジェクト」というテーマで活動している。 ■Wellness Life Project設立の経緯 Wellness Life Projectはシニア、並びに障害をお持ちの方を対象にした、タイ国における長期滞在プロジェクト。健康の維持・増進・回復を目的とする。谷田貝氏は1998年4月、大学卒業とともにタイにきて旅行会社に勤める。彼によると「当初からタイにおけるシニア層のリタイアメント受け入れ=長期滞在の可能性を感じていた」という。そこで長期滞在と健康増進というコンセプトが彼の中で生まれたとき旅行業という切り口では実現できないと考え2000年11月に会社を設立した。 ■人間らしい生活をアジアでみつける 彼は大学時代から「人にとっての幸せは何か」がテーマであり、第三世界の貧困問題に関心があった。自分の目で実態を確かめたいと思いネパールを訪問する。しかし、予想とは裏腹にそこには日本人が失いつつある人間らしい生活があった。そこで、アジアに興味が深まりアジア勤務が可能な会社に就職、タイに赴任することになった。タイを仕事の場に選択したのは、谷田貝氏がタイのことを「癒しの大地」と位置付けしており、ビジネスのコンセプトに合致すると考えたからである。 ■仕事のポリシー 彼のビジネスは新しい分野であり前例が無い。そこで自分で仮説を立て、実行し、検証するというサイクルを小刻みに繰り返すことでリサーチし、同時にPRしていくという作業を行う。それには容易に方向転換、業態の変更ができるSOHOという形態がメリットがあると考える。彼は次のように説明する。「小生のノウハウ以外の部分で人手が必要になったときには、臨時のタスクフォースを組んだり、以前勤めていた会社への依頼を始め、事務的な業務を徹底的にアウトソーシングすることにしている。」仕事で苦労していることと嬉しいことは同じことの裏返しだという。苦労していること「この分野はまだ新しく目立った成功者がいない。手本が無いということ」嬉しいこと「まったく上項とは逆で、手本が無いから面白い。自分が立てた仮説を元に行動し、結果が出たときが嬉しい」サービス内容もユニークな発想である。「お客さん、もしくは送客側業者は日本人=日本文化、サービス提供側はタイ人=タイ文化。二つの文化にまたがるいろいろな関係者の属性を理解して、誰にも真似の出来ない付加価値をプロデュースする」 ■働くことの意義 彼は、働くことの意はもライフスタイルであり、またアジアでSOHOになるには仕事への情熱が必要だという。「働く事=事業を行うことは、ライフスタイルの実現、自己実現の為の方法、生きている証です。それは生活の場、職場をアジアに求めたときからそのように規定されています。でも、それが苦痛とは思わない苦痛に感じるとしたら、その仕事を本当にスキじゃないんじゃないかなと思う。」谷田貝氏は「人にとっての幸せとは何か」という命題をビジネスを通して考える。この谷田貝氏の活動を通して、彼が提言するスローライフ宣言は新しいトレンドとしての可能性を感じる。 |
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