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シンガポールでSOHO (11)〜マカオでのSOHOの可能性〜2004-06-10 飯盛 敦博
Fok Sang Antiques マカオ。マカオ在住のベン氏(中国系マカオ人)はアンティーク時計の販売を行っている。マカオではSOHOという言葉はまだ一般的ではない。日本への留学経験もとにベン氏は翻訳ビジネスを検討中である。日本でSOHOに影響されて自分でもやってみたいというのである。中国に返還されたことでギャンブル産業の中心のマカオにはどのような影響を与えているだろうか?そこには、ベン氏が望むSOHOのチャンスがあるのだろうか?まずは、マカオについての情報を外務省ホームページより紹介する。 ■マカオ情勢 2001年3月 外務省ホームページ http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/macao/kankei.html 面積:23.6平方キロ(香港の50分の1、東京都新宿区とほぼ同じ) 人口:約43万8100人(1999年末) (中国籍 69%、ポルトガル籍 27%、その他 4%) 民族:中国系 95.7%、ポルトガル系 2.8%、その他 1.5% 1999年12月20日中国に返還され、香港同様、「一国二制度」の下で、外交・ 国防を除き、高度の自治権を有するマカオ特別行政区(SAR:Special Administrative Region)として、現行の社会制度、生活様式を返還後50年間維持。 観光・ギャンブル産業 従来より観光及びギャンブル産業が大きな地位を占める(GDPの約4割、政府歳入の約6割)。香港資本等により、70年代より繊維産業が、80年代に入り玩具、電気・電子産業が発展したが、その後、華南地域のより低廉な労働力との競争により、第2次産業の占める位置は低下した。なお、カジノは返還後も営業・存続している。 ■Fok Sang Antiques設立経緯 ベン氏は1987年から4年間の日本留学経験がある。25年前のマカオでは高等学校までしかなかった。当時は高校を卒業後、それ以上の学歴が欲しければ海外の学校へいくしかなかったのである。先進国ということで日本を選択した。日本語学校に2年と専門学校に2年。専門はホテル経営である。ベン氏最初はマカオの一流ホテルに就職する。社会経験得るためには就職することが必要だと考えていた。そして経験を重ねて独立した。マカオ人は、独立心が旺盛だという。独立のためのチャンスやヒントを探していたところ勤めていたホテルで古董屋との出会いがあり、それがきっかけで1984年にFok Sang Antiquesを設立する。 ■仕事のポリシー 彼の仕事のポリシーは「チャンスと努力」である。また働くことは人生であり、楽しいことという。ベン氏SOHOという言葉を挑戦といっている。この姿勢に学ぶことは多い。このような彼のポリシーをみているとマカオでも今後、SOHOが育つのではないかと思う。しかし、マカオでは日本と違い事業に成功した方が、あまりノウハウを公開しないという。国民性や経済環境にもよるが、マカオでのSOHOの育成には成功情報をいかに共有するかということがこれからの課題であろう。 |
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