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シンガポールでSOHO (9) 〜シンガポールより心地よいをお届けします2004-05-27 飯盛 敦博
ENY STUDIO シンガポール 吉富 菜穂美氏シンガポールでホームページ制作と翻訳業務を行うENY STUDIO(イーエヌワイ・ストゥーディオ)のウェブデザイナーである。 ■ENY STUDIOの設立経緯 吉富氏は福岡で商業施設のインテリアデザイナーとして7年間デザイン会社に勤務した。主にSHOPやショールーム等のデザイン、設計などの業務を経験している。1997年に結婚、退職。伴侶の転勤で福岡からシンガポールへ。最初からシンガポールで就職するつもりはなかったという。シンガポールへ来てから、ホームページ制作の勉強を独学で始める。1998年に初めての個人サイト、ブーゲンビリアを開設する。 ブーゲンビリアのホームページをみた方から仕事のオファーがきた。クライアントはアジア雑貨のネットショップを開設しようと考えていたアジアの経験がながい日本人だ。そしてネットショップ「クスカ」をウェブマスターを担当する。それと同じくしてENY STUDIOをSOHOスタイルで2000年に設立した。吉富氏はウェブデザイン、構築、企画、制作までを行う。また、現在ではシンガポールのSOHOのネットワークも活用しているという。私が取材した感想でも、シンガポールのローカルの情報に精通しているようだった。現在では日系の大企業の仕事をはじめとして、幅広いホームページを受注、制作するまでになった。 ■ENY STUDIOのコンセプト ENY STUDIOは「心地よい」をテーマにしたホームページを提案する。これは、常夏の島国のシンガポールには最適なコンセプトである。シンガポールに住んでいる女性はこの心地よさを求めてエステティックサロンやスパに通っているようだ。吉富氏は実際にお会いしてみるとバイタリティあふれたタフな人であった。仕事に対する姿勢は「自分が楽しく、ワクワクしながら」仕事をすることだと言う。また、一方では「お客様に喜んでもらえる仕事がしたい」というプロとしての顧客満足にこだわりをもっている。「その為には、自分の力の足りない所をどんどん補充していかなければならない。」彼女は常に新しいソフトウェアのウェブデザインでの活用に挑戦している。最初は吉富氏の明るさについつい簡単に仕事をこなしているというイメージをもってしまったが、仕事のことを話すまなざしにはするどいものがあった。 ■アジアのSOHOになるためのアドバイス アジアのSOHOになりたい人へのアドバイスを聞いてみた。「とりあえずやってみることだと思います。SOHOなら、やってみて“だめかも…”と思っても、別の方向への転換は、他に比べると簡単だと思います。だから、想いをめぐらせて、あれこれと悩むより実際に動かしてみて考えた方が、いいのかもしれません。」やりたいことがあるなら躊躇せず行動に移すほうが良いという意見である。彼女もとにかく自分らしさを表現したくてブーゲンビリアのウェブサイトをつくったのだから。 ■働くことのポリシー 吉富氏にとって働くこととは人生や生活を楽しむ要素のひとつという。彼女の仕事に対する姿勢には次のことを感ることができた。
楽しく、自分らしく仕事を楽しむ。しかし、その裏には精神的なタフさや常に怠らない努力があることを忘れてはならないだろう。 |
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