私の好きな事は、地域の為に

2009-04-09 深川 智恵美

福岡では、桜も散って、すっかり春らしい陽気が続いてます。

ピカピカのランドセルを背に、新一年生の入学式も各地で行われていまね。

今年はじめから、自宅近くに事務所を借りました。 FCMデザインも設立して、10年という事で、気持ちを新たに頑張りたいと いう事がありました。

今までも、仕事部屋を一部屋作って、その部屋で時には数名で、 仕事を行っていたのですが、全くの自分だけの空間というのは、 一人暮らしをしたことのない私にとっては、初めてで快適な空間になりました。

また、引っ越すにあたり今までの仕事に関するものを整理していったのですが FCMデザインとして仕事を始めた当初やSOHO筑後川立ち上げ当初の イベントの資料などが、出てきて、懐かしい気持ちになりました。

FCMデザインを立ち上げた時の気持ちとSOHO筑後川を立ち上げた環境は、 全く違ったものだったのですが、その全てが今の自分を作っていると思うと 沢山の出会いに改めて感謝の気持ちで、いっぱいになります。

先日、残間里江子さんの本(※)を読んでいて、面白い言葉に当たりました。 短く書くと

アメリカでは、子どもの教育課程を見ていると、入学や卒業式などの 節目、節目に一貫して聞かれる事があって、 「あなたは今、何が好きか」「何をしたいか」という問いかけがあり、 必ず、それを聞いた後に 「君が好きな事をやっているのを見て、誰が喜ぶか、君以外の誰かを ハッピーにできるか」と聞くそうです。

自分の欲望と他者、あるいは不特定の人々の欲望とがどう繋がっているかを セットで問う事で、ただやみくもに自分のやりたい事を主張しても、 自分以外の人を喜ばすことにはならないのだということ、物事は、「自」と「他」と 両面で見るべきだという事をそれとなく教えるのだという事が書いてありました。

そのあとに、もっと凄いのは、最後の質問が幼児から大人まで皆同じで 「君の好きな事は、アメリカ合衆国のためにどう役立つのか教えて欲しい」と いって自分が好きな事が、国にどう活かせるのかを聞くそうです。

これは、地域に住むものにも活かせる言葉では、ないかと感じました。 「君の好きな事は、地域の為に、どう役立つのか教えて欲しい」

SOHOで仕事を始めて以来、地域の素晴らしさを教えてくださった皆様に 感謝しながら、「私の好きな事は、地域の為に、どう役立つのか」を問いながら、 今年度も仕事を頑張っていこうと思います。

※「引退モードの再生学」 (残間里江子著 新潮文庫)

 
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