SOHOの輪 NO.5

2005-09-09 深川 智恵美

9月に入りまだまだ残暑厳しい毎日が続いております。台風14号で被災された方も沢山いらっしゃると思います。心よりお見舞い申し上げます。皆さま、夏の疲れが出る頃ですので、どうぞご自愛下さい。

さて、今回は福岡県の久留米中心に活動されているPIXELWORKの森松さんに企画されているイベントやお仕事の事をお聞きしたいと思います。

森松さんにはSOHO筑後川の役員にもなって頂いて、SOHO筑後川の活動にご協力いただいています。

森松
Flashの制作を中心にWEB関係の制作などを個人で行っています。独立したのは今年に入ってからで、まだSOHOとしての経験も浅いですが、WEB制作関係の仕事がしたいと思い、電器メーカーから制作会社へ転職、そして独立へと至りました。

メーカー時代は研究開発などを行っていたのですが、大手企業の中で敷かれたレールの上を一生進んでいくのか、そしてそのレールもどこで途切れるか分からない時代、自分としての行き方を模索していた中でFlashというツールに魅力と将来性を感じて今に至ります。

深川
森松さんがSOHO形態でお仕事を始められたのは何故ですか?
森松
やはり一度しかない自分の人生、どう生きていくかというのは就職してからもずっと考えていたことで、サラリーマンとして一生を終えるのはやはり自分としては納得できそうもないと考えていました。今の時代企業も頼れませんし、やはり自分でなんとかできるようにならねばと感じた部分があります。

そうなると独立という道になるのですが、ではどの道へ進むかをいろいろと考えて自分のスキルや経験を活かせる分野、そして自分がやっていきたいことを考えるとWEBの業界が見えてきました。WEB関係の制作業務は、SOHO形態で十分可能ですし、通信環境さえあれば居住場所の選択肢も広いかなと思っています。

自分自身で自分をマネージしていくSOHOスタイルは大変な部分もありますが、成果など全てが自分次第。自分のスタイルを確立できれば、魅力的なライフスタイルだと思います。

深川
魅力的なライフスタイルとおっしゃるところに共感いたします。『居住場所の選択肢も広い』という事で、将来いろいろとご計画を持ってらっしゃるのではないのでしょうか(笑)さて、森松さんはイベント等を企画されていますが、どういったきっかけから始められたのでしょう?
森松
小学校からの幼なじみが個人で会計の仕事をしてまして、彼の人脈ネットワークのなかでコンサルティング関係の人々が集まって、けいえいをよくする研究会、というのを発足させるという話がありまして。WEB関係で仕事を始めた私にも声がかかったという感じです。その研究会は2ヶ月に一度、経営者向けのセミナーを主催しています。
深川
そうなのですね。森松さんは、人との繋がりも大切にされているようですね。仕事をしていく上でも大切な事ですね。  
森松
他にももう一つ集まりがあって、これは同い年の人間が集まって楽しく飲みながら仕事の話もしようか、みたいなのりなんですが、いろんな人間が集まって楽しい会になってきています。酉年と戌年の集まり(年齢がばれますね)なのでとりいぬ会、という名称になっています。

個人事業者や会社経営者が多いんですが、業種はほんとに様々で広いネットワークが構築できると思っています。このメンバーの中でビジネスに結びついたりといった事例も出てきましたし、情報交換するだけでも大きな可能性を秘めてると感じています。

深川
ご自分から積極的にいろいろな集まりに顔を出されているのですね。さて、SOHOになって今までと環境が変化されたと思いますがどんな時、良かったと思われますか?
森松
やはり、時間の使い方をある程度は自分なりにコントロールできる、ということでしょうか。サラリーマン時代は通勤時間があったり、もちろん就業中は拘束時間ですし、いろんな意味で時間の不自由さはあったと思います。ただ、SOHOだからといって完全に自分の自由になるかというと、もちろんそうは、いかないわけで、自分の時間をコントロールする責任があるという気がします。

あと、よかったと思えるのは自分で仕事を取れて、自分がした仕事にクライアントが喜んでくれる、そして収入につながる、ということですね。この喜びはSOHOならではだと思います。非常に大変な部分が多いですが。

深川
それでは、逆に困った事などありますでしょうか?
森松
SOHOの方はみなさんそうだと思うんですが、やはり全部を自分でしなければいけない大変さはありますね。そして、いろんな案件をこなしていくためのスケジューリングだったり、自分自身のマネージメント的な事が非常に大事だと感じます。

また、自宅で作業をするわけですからどうしても仕事とプライベートが混在してしまって、自分なりに頭を切り替えるようにしていかないと、と思っています。

深川
そうですね。そのためにいろいろな方とコラボレーションして仕事を分担してみる事も一つの方法かもしれませんね。さて、最後にですがいろいろな取り組みをされている中で、今後やりたい事、挑戦してみたいことなどありましたら一言お願いいたします。
森松
やはり、自分にしかできないことを一つでも持ちたい、という気持ちがあります。オンリーワンの技術をいかに身につけるか、そしてその技術を如何に世の中に役立てていけるか、自分にとっては永遠のテーマだと思っています。まだまだ、SOHO的にもスキル的にも未熟ですので、少しでもそのような方向に近づけることができたらと考えています。
 
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